何かを飾らないと殺風景な壁に
どうしても安易に絵など掛ける気になれず、
以前アメリカの家でよく見た
「鏡」をインテリアとして取り付ける事にしました。

腰下にキャビネットがある事も
単純に飾り物としての絵などがイメージに
しっくりこなかった理由かも知れません。
スペースに対してのバランスを
図面で確認しながら
大きさを決めたオーダー品です。


額縁に使っているのは、輸入住宅で廻り縁に使う
品物で、「トメ」に切って四方に回すと
そこいらのより立派な額縁になります。
鏡は、15㎜の面取り加工品。
ちょっとした手の加え方で
随分テクスチャーが変わります。

これがその廻り縁の本来の姿。
以前、この廻り縁を重ねて作った
「暖炉飾り」をご紹介した事がありますが、
一般品として製作されている廻り縁が
アイデア次第で深みと陰影のある
立派な化粧材に変わります。

モールディングを上手に使う国の
最も単純にして美しいデザインの品です。
福田 聡