某業種の業者から
「床下が湿気で劣悪な環境にあるから
炭を敷き詰めたほうがいい」
と言われ、80万円の見積りを提示されたお客様から、
床下点検の依頼がありました。
この件については、結論は「シロ」。
『全く』心配の必要はなく、
むしろ水気や湿気の気配はなく
快適と言っていいくらいの環境でした。
呆れた話しです。
くまなく点検している中で、ひとつ気になった事。

広い部屋の下には、床根太を受ける
「大引き」が、こういった『プラ束』で
支えられている事があります。
こちらのお宅は新築後10年が経ちますが、
往々にして、このプラ束は緩む事があるのです。
原因は、木材の「痩せ」。
前述したように、床下は乾燥した環境になるので、
元から含水率が低い木材とはいえ、
尚水分が抜け、木が少しだけ細くなる現象です。
木が痩せた分、建築時にはしっかり効いていた
束が緩むわけです。

これはメーカーでも想定済みで、
噛ましたまま締め上げる機能がついており、
点検のついでに全て締め上げました。
くだらない脅しまがいの提案はやめて、
本当に必要なメンテナンスを
考えて欲しいものです。
福田 聡