家人が居ない間、止め処なく溢れ続け、
ついにはプールの状態になるまで溜まり続けて
いたそうです。
その後、床下に影響が出ていない事は
点検に伺い、確認していました。


でも、プール状に溜まった水で、
仕上げの“CFシート”や、下地の調整合板が
痛んでいるのでは・・というご心配もあり、
可能な限り取り替える事にしました。
確かに、端の方の一部は、表面に比べたら水の
吸収が多かったのでしょう・・
黒ずんでいる様子が見えます。

CFシートを剥がし終わりました。
2ヶ月程の時間が経っている事もあり、
幸い湿っているような様子は見られません。

勝手口の際の辺りが、多少腐食が始まりつつあるような
様子がありますが、それでも随分乾いています。

作業が大事になるので、キャビネットは取り除かずに
丸鋸が入る限度まで、調整合板を切り取ります。
こちらのお宅では、19㎜厚のオークのウッドフロアーと
高さを揃えるため、12mmと5.5mmの合板が重ねて
貼ってあります。

二重の合板は、全く湿った様子はなく、順番に剥がすと
15.5㎜厚の構造用合板が姿を現します。
これも全く湿っておらず、少し黒ずんで見えるのは
新築時の、フレーミングの際に貼られた床合板が
割りと長い間さらされ、日焼けするからです。
どうやら、水漏れの影響はほぼ皆無と言っても
支障がなさそうです。




剥がした時と逆の順番で、新しい合板を貼っていきます。
念のため、新しい合板には“耐水合板”を使っています。

CFシートを貼る、下地作りです。
全工程を1日で終わらせるため、ドライヤーで
乾かします。



ここまで来たら、もう後は早いです。
仕上げのシートを貼って、
隅々にコーキングを施し、完了。
とても美しい姿に戻りました。
福岡から山口県防府市に出向いての仕事です。
職人さんと道具をワンボックスに、
材料を軽トラに乗せ、
朝早く出発して夜遅く戻る強行軍でしたが、
ポスト取付けまで合わせて完成出来ました。
完了出来て「ホッとした」空気が
何とも言えず心地いい帰路の車内でした。
福田 聡