さる公共施設の中で美味しいお弁当などを出される『食堂』を
始められるにあたっての準備に、協力のご要請を頂きました。
その中のひとつの「看板作り」・・。
ご依頼は、食堂名を書くための台座を作るまでの内容でしたが、
“文字をどう書くか”のところまで預けて頂き考える中で
どうしても“書く”とか“貼る”では名前のイメージと合わず、
彫ってみる事にしました。
食堂の名前は『まつぼっくり食堂』。

入口に掛けるための看板です。

彫ると言っても、大工さんが持っている道具を使って
手作業で掘るので、材料は堅過ぎず、柔らか過ぎない物を
選びました。
まずは、規定のロゴをカーボン紙で型取ります。

大工さんに、“ルーター”という道具で型通りに彫ってもらいます。
通常このルーターは、ガイドを当ててそれに添って真っ直ぐとか
曲線とか彫るのに使用する道具ですので、フリーの状態で扱うのは
手振れがしないよう、結構神経を使います。

なんとか掘り終わりました。
少しゆらゆらした感じになりましたが、かえって味があります。

色付けをします。
薄っすらとした色を着ける事にしましたが、文字が強調されるように
先に文字にだけ色付けをします。

文字を塗り終わったら周りに色を着けます。
塗料は文字も周りも同じですが、文字は削っている部分なので
よく染み込んで濃く見えます。


綺麗に塗り終えて無事完成です。
本職の看板加工屋さんから言わせたら
子供の遊びのような物でしょうから、大口は叩けませんが
結構上手くいったとみんなで喜んでいます。
本当の『お店の看板』になって活躍してくれれば
嬉しいですね。
福田 聡