門扉を木で作った時、時間の経過の中で
最も心配するのが『腐蝕』。

現在、小屋を建てているお宅で、木製門扉を修繕しました。
『修繕』と言っても、木製門扉ならではの「建てつけ」の
調整が主になりますが、こちらのお宅の門扉は、
かつての“福岡西方沖地震”により、柱が少し傾いています。
聞くところによると、比較的震源に近かったこちらの
お宅では、数センチ敷地が縮むような地面の動きがあったようで、
この門扉の下のレンガが、揃って斜めに立ち上がっています。
柱の傾きはその影響ですが、今回出来るだけ真っ直ぐに
戻してみました。

建てつけの調整を済ませた後、少々色が褪せていたので
防腐を兼ねて塗料をぬります。
最近では一般的になってきた、水性の『キシラデコール』。
油性はちょっとキツかったですが、水性は優しいですね。

完成です。
小屋を新築するのに合わせて、周囲の元気が無くなっている
部分も息を吹き返してもらいます。
福田 聡