ピッタリ合う色を選ぶわけですから、
“色合わせ”は、簡単ではありません。


造作材を、キャビネットの色に合わせるため、
赤、黄色、黒の3色を使って調色します。

これは少し黄色味が強いようですね。
キャビネットの材質はオーク。
割りと木の目が粗く、素地の濃い所と
薄い所の色の差がハッキリした木材です。
造作材はヘムロック。
木の目の色の差はオークほどハッキリしておらず、
比較的柔らかな見た目の木材です。
材質の違い、特に木の目の濃淡の差は
色を合わせる時に「錯覚」を呼び、
あまり考え込むと「無限の色の坩堝(るつぼ)」に
落ち込んでしまい、決めきれなくなる事もしばしば。

さすがプロ。
それでも多少時間が掛かりましたが、
材質の違いのハンデを越え、
見事に同じ(に見える)色を作ってくれました。
その後、オーナーさんから少し薄めに・・という
ご要望が出て、ちょっとだけ薄めになっていますが、
今日、着色は完了しています。
カメラマンが早目に現場を離れたので、
仕上がりはまた後日・・。

今日も寒い一日でした。
明日も、大きな影響がないと
良いのですが・・。
福田 聡